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救急蘇生法とは?

救急蘇生法とは?

 心停止に対する心肺蘇生とAED、気道異物による窒息に対する気道異物除去を一次救命処置と呼びます。一方、出血に対する圧迫止血や、意識がない場合にとる回復体位などを応急手当と呼びます。
 これらの一次救命処置と応急手当を総称するものが、救急蘇生法です。

心臓の働きと心停止

 心臓は、血液を体のすみずみまで送り出し、酸素や栄養を運ぶポンプの働きをしています。心停止とは心臓が止まってしまった状態です。心臓が止まると、全身に血液が回らなくなってしまいます。頭に血が回らなくなり、数秒で意識・反応がなくなります。そして、息もなくなってしまいます。
 心臓が止まってしまったら、命を救うために、ただちにAEDを用いた心肺蘇生法を行う必要があります。
 突然、目の前で人がばたっと倒れたら、心臓が止まってしまった可能性があることを知って下さい。

心臓突然死とは?

 心臓病による死亡の多くは病院の外で突然起こるため、心臓突然死と言われています。日本では1年間に7万人の方が心臓突然死で亡くなっていると推計されています。救急救命士制度の充実など病院外の救急システムの改善によって、救命率は上昇していますが、いまだに、多くの方は助からないというのが現状です(ウツタイン大阪プロジェクトより)。
心臓突然死の多くは心室細動と呼ばれる不整脈によって引き起こされます。心室細動になってしまうと心臓の筋肉がばらばらに震え、ポンプとして血液を送り出すことができない状態=心停止となります。この心室細動から救命するためには、一刻も早く電気ショックを行う必要があります。


心臓突然死は誰に起こる?
 プロスポーツ選手が試合中に突然倒れる例など、心臓突然死は、何の前触れもなく、いつでも、誰にでも起こりうるという特徴があります。あなたやあなたの家族が、突然倒れることもあるのです。


心臓突然死はどこで起こる?
 心臓突然死のおよそ7割は自宅で起こると報告されています。身近なところで、突然の事態が発生しても、素早く対応できるように、日頃から準備をしておくことが大切です。

AEDについて

 AEDについては大阪府AEDマップ「AEDの使い方」にて紹介しています。
 

心肺蘇生法の重要性

 心停止の現場に居合わせたものが直ちに心肺蘇生(胸骨圧迫)を始めると、救命率を2~3倍増やすと言われています。また、電気ショックが1分遅れると救命率が10%低下するとも言われており、素早く電気ショックを行う必要があります。
 中でも、絶え間なくしっかりとした胸骨圧迫を行うことが重要です。最近の研究で、簡単な胸骨圧迫だけの蘇生法でも、人工呼吸付の心肺蘇生法と同等の効果があることが分かってきました(PUSHプロジェクト「胸骨圧迫のみの蘇生法について」より)。
心停止の現場に居合わせた市民による心肺蘇生実施は年々増加してきていますが、まだ30~40%程度です(ウツタイン大阪プロジェクトより)。
 目の前で人が倒れたら、119番通報をして、AEDを要請するとともに、胸骨圧迫だけでもいいので心肺蘇生を続けてください!!


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